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2022年01月15日

憧れの白ワイン【モンラッシェ】

モンラッシェ

モンラッシェの概要



モンラッシェは、世界で最も偉大な白ワインとして知られており、フランスブルゴーニュ地方産辛口白ワインの銘柄の一つです。
ブルゴーニュ地方の中でも、白ワインのグラン・クリュが集中するコート・ド・ボーヌの南側に位置する、わずか約8haのグラン・クリュ、およびそこで生産される白ワインを指しています。
ここは、世界でも最高の白ワインを生み出す畑と言われていて、モンラッシェは世界中のワイン愛好家たちが一度は味わってみたい憧れの逸品とされています。
白ワインの王様とも称されるモンラッシュは、銘柄によっては1本100万円を超えるものもあります。
「三銃士」などの著者である有名作家アレクサンドル・デュマが、「ひざまづき、脱帽して飲むべし」と称賛した逸話も残っているほどです。
モンラッシェはシャルドネ種からつくられる辛口白ワインで、バター、ハチミツ、ドライフルーツなどにたとえられる香りに、凝縮した果実感とシャープな酸味、豊富なミネラル感が調和する洗練された味わいに仕上げられています。

モンラッシェの由来



モンラッシェの語源は、フランス語で山を表す言葉である「Mont」と、禿を表す「Rachet」を掛け合わせたもので、日本語で「禿山」という意味を持ちます。
モンラッシェが名前につくグラン・クリュ(特級畑)は5つありますが、その背後にある小高い丘が、石灰質土壌でぶどうの樹しか育たないような禿山だったことがその名の由来となっています。
モンラッシェの畑の斜面は全て南と南東向きに位置していて、太陽光を長時間にわたり浴び続けられるようになっています。
土壌が泥灰岩まじりの石灰質で水捌けがよく、固い石灰岩の底土にブドウの根をしっかりと下ろすことができ、良質のミネラルを吸収できることが味わいの良さにつながっているとされています。

モンラッシェの生産者



世界中のワイン愛好家たちが一度は味わってみたい憧れの逸品であるモンラッシェは、ワイン生産者にとっても、それが生産できる畑を所有することが長年の夢となっています。
現在はドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)、マルキ・ド・ラギッシュ、バロン・テナール、ブシャール・ペール・エ・フィス、ボワユロー・ド・ショーヴィニ、ジャック・プリウール、コント・ラフォン、ラモネ、マルク・コラン、ギィ・アミオ、ルフレーヴ、ブラン・ガニャール、ラミ・ピヨ、シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェ、ルネ・フルーロなどの、16の選ばれし生産者のみが所有しモンラッシュを生産しています。

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