[お酒の紹介]
2022年01月25日
人気のジャパニーズウイスキー【ニッカ竹鶴】
竹鶴の概要
ニッカ竹鶴は、その名の通りに日本の洋酒メーカーである「ニッカウヰスキー株式会社」が、創業者である竹鶴政孝の名を冠したウイスキーブランドです。
竹鶴は、「余市蒸溜所」と「宮城峡蒸溜所」などの複数の蒸留所で造られたモルト原酒を掛け合わせたヴァッテッドモルトウイスキーで、ピュアモルトと呼ばれています。
余市蒸溜所で造られたスパイシーで力強い味わいのモルト原酒と、宮城峡蒸溜所で造られた華やかな香りで軽やかな味わいのモルト原酒を絶妙なバランスで配合することにより、柔らかな味わいを実現しています。
竹鶴の歴史
竹鶴は、日本のウイスキーの父と呼ばれたニッカウヰスキー株式会社の創業者「竹鶴政孝」亡き後の2000年に、「ブレンデッドウイスキーのように飲みやすいモルトウイスキー」をコンセプトとして初リリースされました。
最初にリリースされたのは「竹鶴12年ピュアモルト」で、翌年には「竹鶴17年ピュアモルト」が発売されました。
その後は「竹鶴21年ピュアモルト」「竹鶴25年ピュアモルト」がリリースされています。
竹鶴は全ての銘柄が国内外で高く評価され、海外でも多くの賞を受賞しました。
2014年にはNHKの連続ドラマの題材となったことと、世界的なジャパニーズウイスキーブームが重なったことにより深刻な原酒不足となり、「竹鶴12年モルト」が終売となりました。
それとほぼ同時にノンエイジの「竹鶴ピュアモルト」がリリースされましたが、その後も原酒不足が続いたことから、2020年には「竹鶴17年ピュアモルト」「竹鶴21年ピュアモルト」「竹鶴25年ピュアモルト」も販売を終了しました。
竹鶴の種類
2021年現在、市場で販売されている竹鶴は「竹鶴ピュアモルト」「竹鶴ピュアモルト17年」「竹鶴ピュアモルト21年」「竹鶴ピュアモルト25年」の4種類です。
竹鶴ピュアモルトは、余市蒸溜所と宮城峡蒸留所のモルトをブレンドして造られており、余市伝統の力強さと、宮城峡の柔らかで華やかさが上手にマッチしたとても飲みやすいウイスキーに仕上がっています。
竹鶴ピュアモルト17年は、余市蒸溜所と宮城峡蒸留所で17年以上熟成させたモルト原酒をブレンドしている逸品で、まろやかな口当たりで麦芽由来のコクと熟成した甘さを感じられる濃厚な味わいが特徴的です。
竹鶴ピュアモルト21年は、21年以上熟成したモルト原酒をブレンドして造られた濃密な香りと持続する深い余韻が堪能できるウイスキーで、柔らかさの中に複雑で深みのある味わいが感じられる逸品です。
竹鶴ピュアモルト25年は、極めて少ない長期熟成の原酒を使用して製造された希少なウイスキーで、重厚で奥深い味わいを堪能できるようになっています。