[お酒の紹介]
2022年01月29日
最高級のプレミア日本酒【十四代】
十四代の生産者
十四代は、山形県の酒造「高木酒造」で醸造される日本酒で、日本酒好きの中でも特に人気が高い最高級品です。
十四代を造り出している高木酒造は、1615年に創業した山形県村山市富並に本社および工場を置く日本酒の蔵元で、決して手を抜かない、こだわり抜いた酒造りを創業当社からずっと続けています。
「十四代」を完成するまでは、「朝日鷹」というブランドを使用しており、全国新酒鑑評会で多くの金賞受賞歴を誇っています。
十四代の名前の由来
十四代という名前は、高木酒造の15代目総務である高木顕統氏によって名付けられました。
十四代という名が付けられたことにはエピソードがあって、高木顕統氏はお酒の名前を商標登録する際に、十四代以外にも、十三代、十五代、十六代など複数の数字を特許申請していました。
その後に数字は特許申請が通らないことが分かりましたが、なぜか「十四代」だけが申請を通過できたことから、その名になったということです。
十四代の種類
十四代には、「十四代 本丸 秘伝玉返し」「十四代 純米大吟醸 龍泉」「十四代 純米吟醸 龍の落とし子」「十四代 純米大吟醸 龍月」など、複数の種類があります。
「十四代 本丸 秘伝玉返し」は、ほのかなフルーティーさを感じられる特別本醸造酒で、すっきりとしていてクセも少ないため、日本酒が苦手な方にも好まれる逸品です。
「十四代 純米大吟醸 龍泉」は、赤く独特の形をした瓶が特徴的で、やさしい甘みがあり、バニラのような華やかな香りを感じられる大吟醸酒です。
十四代の中でも最高峰と言われており、日本酒コレクターたちの間でもかなりの人気があります。世に出回っているものの中には古い品も多いことから、品質管理には十分な注意が必要です。
「十四代 純米吟醸 龍の落とし子」は、高木酒造のオリジナル酒米で、十四代目の渡欧酒である高木辰五郎氏が開発した日本酒でもあります。
山田錦と金紋錦を掛け合わせてつくられた「山酒4号」を父系としており、たかね綿に放射線処理をして誕生した「美山錦」を母系に持っています。
特徴としては、お米本来の味をじっかり楽しめることで、香りはフルーティーですっきりとした飲み味に仕上がっています。
「十四代 純米大吟醸 龍月」は最高級の純米大吟醸で、十四代ブランドの中でも非常に希少性の高い限定品です。
「山田錦」という酒造好適米を使用して醸造されており、低温でじっくりと熟成されているのが特徴で、高級感溢れる味わいで、とても飲みやすく仕上がっています。