[お酒の紹介]
2022年02月26日
【カスクオブ山崎、白州 シリーズ】サントリーを代表する人気のシングルモルトウイスキー
カスクオブ山崎、白州シリーズの歴史
カスクオブ山崎、白州シリーズの歴史は、ジャパニーズウイスキー発祥の地として名高い「山崎蒸溜所」からはじまりました。
サントリーの前身「寿屋」を創業した鳥井信治郎氏が、日本でも西洋のような本格的なウイスキーを開発したいという想いで、京都府との県境にある大阪府三島郡の山崎に候補地を探し、蒸留所の建設に踏み切りました。
そこにウイスキーの本場であるスコットランドで修行を積んだ竹鶴政孝氏を所長に迎えて、今から約100年前の1923年(大正12年)に蒸留所が完成し、それがカスクオブ山崎、白州シリーズを生み出すはじまりとなったのです。
山崎蒸溜所の創業後いろいろなジャパニーズウイスキーが世に送り出しましたが、その一大傑作が「山崎ウイスキー」です。
山崎ウイスキーは、水と麦と3000種類以上もの酵母の培養を研究し、それを独自の蒸溜システムに活用した結果ようやく誕生しました。
カスクオブ山崎、白州シリーズの特徴
サントリー山崎と白州は、いずれもサントリースピリッツが製造・販売しているシングルモルトウイスーで、サントリーのウイスキー部門をけん引している2大ブランドです。
その中でも希少価値の高いカスクオブ山崎、白州シリーズは、香りや味わいの良さはもちろんのこと、価格の高騰が非常に激しく、原価で購入するのが難しいのが大きな特徴となっています。
カスクオブ山崎、白州シリーズにはいろいろな銘柄がありますが、どれも深みのある味わいに仕上がっており、熟成期間が長いほどまろやかな味わいになるという特徴があります。
カスクオブ山崎、白州シリーズの価値
サントリー山崎にも白州にも数多くの銘柄が発売されていますが、その中も希少性が高いカスクオブ山崎、白州シリーズの価値は年々高まっています。
世界的に見ても、絶大なジャパニーズウイスキーの影響による慢性的な原酒不足もその大きな要因となっています。
現在は販売されていないことも、高い買取価格がつきやすく、その価値を高めることにつながっています。
蒸留年が古いほど価値が高まる傾向にあり、銘柄や保存状況によっても買取相場などにも違いがありますが、全体的には10〜50万円が相場となっていて、50万円を超える価格で取引されることも良くあります。
オークションなどではかなりの高値で取引されることもありますが、お酒専門の買取店に持ち込んでもそれなりの買取価格が期待できます。