[お酒の紹介]
2022年03月18日
【ケンゾーエステート】大手ゲーム会社の創業者がつくり出した繊細な高級ワイン
ケンゾーエステートの概要
ケンゾーエステートとは、大手ゲームメーカーであるカプコンの創業者の辻本憲三氏がカリフォルニア州のナパヴァレーに所有するワイナリーのことです。
そこで生産されるワインには「明日香」「紫鈴」「藍」「結」「夢久」などの日本語の名前が付けられ販売されています。
ナパヴァレーはカリフォルニアワインの名産地ですが、そこで醸造される新しいワインとして高い評価を受けており、その大きな要因にはこれまでたくさんのカルトワインを世に送り出してきたカリスマ的ブドウ栽培家が関わっていることが挙げられます。
世界中のワイン愛好家や美食家たちからも注目を集めており、ケンゾーエステートの評価はどんどん高まっています。
ケンゾーエステートの生産者
ケンゾーエステートは、大手ゲームメーカーであるカプコンの創業者として成功した辻本憲三氏によってつくられました。
1990年代からワインづくりをはじめましたが、辻本氏は現在もカプコンのCEOとして活躍しています。
ゲーム好きの方なら誰もが知っている「バイオハザード」「ストリートファイター」「モンスターハンター」を生み出して会社の創業者ということで、その財力を疑う人はいないと思います。
当初はナパヴァレーの土地をカプコン子会社がアミューズメントパークのために購入しましたが、その後辻本氏が個人でその土地を買い取ってワインづくりをはじめました。
辻本氏は畑づくりからはじめ、地元のワイナリーとも積極的に交流を持ち、ワインづくりのノウハウを学びながら1年以上かけて地盤を整えました。
それから試行錯誤を繰り返し、ブドウの天才栽培家との出会いが大きな転機となりました。
その後も長い年月を要して、2008年にようやく念願のファーストヴィンテージがリリースされ、その味は驚くほどピュアでエレガントな仕上がりとなり、すぐに完売となったこれまでの経緯があります。
ケンゾーエステートに合う料理
世界中の料理の集結しているナパヴァレーを産地としているケンゾーエステートは、他のカリフォルニアワイン同様にどんな料理にもマッチします。
その中でも、日本人がつくった繊細な味わいを持っていることから、日本料理との相性もとても良いです。
カリフォルニアワインの中でも高級ランクに属することから、高級なお寿司や天ぷらや懐石料理に合わせるのもおすすめです。
また、日本国内にもケンゾーワイナリーと名付けられたお店が、東京や大阪や京都にあり、銀座ではジャパニーズフレンチ料理と、京都では地元の食材を取り入れた食事と一緒に楽しめるようになっています。