[お酒の紹介]
2022年04月24日
【グレンファークラス ファミリーリザーブ】日本でも入手しやすいポピュラーなウイスキー
グレンファークラス ファミリーリザーブの特徴
グレンファークラス ファミリーリザーブは、スコットランドのスペイサイド地方で作られているシングルモルトウイスキーで、「グレンファークラス」の数あるラインナップの中の1つです。
最大の特徴は、全ての商品がオロロソシェリー樽で熟成させているということで、シェリー樽のウイスキーを選ぶときには外せないブランドです。
気になる味わいは、ドライなフルーティーさとかすかで上品なピートが特徴で、リッチでストロングという言葉が良く合うと言えるでしょう。
グレンファークラス ファミリーリザーブにはいくつかの種類があり、創業150周年を記念してつくられた「150周年記念ボトル」150周年記は全世界12,000本限定で販売されましたが、こちらは日本市場でも多く出回っており、現在も2万円台でネット上でも購入可能となっています。
グレンファークラス ファミリーリザーブの生産者
グレンファークラス ファミリーリザーブの生産者は、1836年に創立されたグレンファークラス蒸溜所です。
グレンファークラス蒸溜所は、スコットランドの北東に位置するスペイサイド地方のダフタウンにあり、グレンファークラス(Glenfarclas)とはゲール語で「緑の草の生い茂る谷間」を意味しています。
創業は1836年とされていますが、実際には1790年代から同地で蒸溜が行われていたという記録が残っています。
グレンファークラスは日本でも多く出回っているポピュラーなウイスキーです。グレンファークラスは今でも家族経営を続けている数少ない蒸留所で、イギリスの初代女性首相になったサッチャー氏が愛飲していたことでもよく知られています。
グレンファークラス ファミリーリザーブの価格
グレンファークラス ファミリーリザーブにはいくつかの種類があって、気になる価格はバージョンや状態や生産本数などによって大きく異なります。
基本的には状態が良く、古くて生産数が少ないものが高値で取引されていて、中でもボトルのラベルに1958と印字されているバージョンは超レアで、50万円を超える値で取引されています。オークションでは100万円以上の値が付くこともあります。
ファミリーリザーブに限らず、グレンファークラスはプレミアが付きやすいスコッチですが、買取市場では定価の10〜20%で取引されることが多いため、超レア商品以外は過度な期待はしない方が良いと言えます。