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2022年05月24日

【軽井沢50年】1,000万円以上の値が付くウイスキーファンが憧れる幻の銘酒

軽井沢50年

軽井沢50年とは



軽井沢50年は、かつて軽井沢蒸留所で製法されていた国産初の国産初の100%モルトウイスキー「軽井沢」の中のラインナップの一つです。
軽井沢50年を生み出した軽井沢蒸留所は、1956年に稼働を開始し、それから20年の時間を経て「軽井沢」を1976年に発売しました。
販売価格は当時としては破格の1万5千円の超高級品として売り出されましたが、すぐにその品質が認められ、その後は数多くの種類をリリースしました。
その中でも軽井沢50年は、現在でもオークションなどで取引されると、1,000万円以上の値が付くこともある幻の銘酒としてウイスキーファンの憧れの的です。

軽井沢50年のルーツ



軽井沢50年を含む数多くの銘酒を生み出した「軽井沢」のルーツには、オーシャンウイスキーがあります。
第二次世界大戦後、サントリー、ニッカを並び三大ブランドだったオーシャンウイスキーは、元々ワインの製造をメインとしていた企業である「大黒葡萄酒株式会社」が製造・販売していました。
戦後の国産ウイルキーの需要拡大を受けて、ウイスキー造りに参入し、塩尻工場にて1952年にウイスキーの原酒を開始しました。その後、より本格的なウイスキーづくりに取り組むために「軽井沢蒸留所」を1955年に新設しました。
1961年には「オーシャン」に社名を変えて、翌年には三楽酒造に吸収合併され「三楽オーシャン株式会社」になりました。そして1976年に国産初の100%モルトウイスキーとして発売されたのが「オーシャン軽井沢」でした。
1990年になると、軽井沢蒸留所でのウイスキーづくりが徐々に衰退していって、キリングループの傘下になるなどさまざまな経緯をたどり、2012には軽井沢蒸留所は完全に閉鎖されました。

軽井沢50年の製法



軽井沢50年を含む多くの銘酒を生み出してきた「軽井沢」には、ウイスキーの本場であるスコットランドと同じ気候・風土でなければできない製法が用いられています。
軽井沢の製造元は元々の塩尻工場から新設の軽井沢蒸留所へ移されましたが、その最大の理由は軽井沢の地でなければスコットランドと同じような環境の下でウイスキーづくりができないことが分かったからです。
軽井沢の製造過程で、原酒や樽以外にも設備一つひとつにこだわりがもたれ、量よりも質を最優先したウイスキーづくりが行われました。

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