[お酒の紹介]
2023年11月11日
【響17年】日本最高峰のブレンデッド・ウイスキー
響17年とは
1989年にサントリーから発売された「響17年」は、同社の創業90周年を祝って製造され、国産のブレンデッド・ウイスキーの中で最高峰とされています。この特別なウィスキーは、ブラームスが作曲した「交響曲第1番」の第4楽章をインスパイアして創られました。
サントリーの伝統と技術が結集された贅沢な一本であり、コレクターやウィスキーコンノイシュールにとっては特に価値があるとされています。
その傑出した品質と独自のエッセンスにより、響17年は日本のウィスキーの誇りであり、世界中で高い評価を受けています。
近年のウイスキーブームの影響で生産数量と実際の需要が見合わなくなり、熟成させた原酒が不足して製造が困難になった理由のため2018年7月末で出荷を終了し、同年9月を以って販売終了となった。
響17年の特徴
その名の通り17年間の長期熟成により、深い味わいと複雑な風味を醸し出しています。製造に際しては、長熟モルト原酒30種以上と長熟グレーン原酒数種が丁寧にブレンドされ、その絶妙な調和が特徴です。
山崎の長期熟成モルトに由来する気品ある熟成木香が感じられ、ウイスキーに深みと複雑さを与えて、独自の風味と豊かな香りが宿ります。総合すると、このウイスキーは洗練された風味と高い品質を備え、真に特別な飲み物と言えます。
響17年の味わい
まろやかで厚みのあるコクが感じられ、その中にエレガントなウッディノートが広がります。
特に印象的なのは、ウイスキーを味わった後もその奥深い風味が残り、長く続く余韻は贅沢で満足感をもたらします。
これはまさに、ウイスキー愛好者にとって至福のひとときを提供することでしょう。
響17年の受賞歴
SWSC(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション)2005
金賞受賞
IWSC(インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション)2007
金賞「ベスト・イン・クラス」受賞
ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)2009/2012/2013/2016
金賞受賞