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[お酒の紹介]

2023年12月21日

【アードベッグ トリー・バン 19年】非常にピーティーでスモ―キー


アードベッグ トリー・バン 19年


 アードベッグ トリー・バン19年は、バーボン樽とオロロソシェリー樽で19年以上熟成させた原酒を使って作られています。今後定番化する予定と発表されていましたが、公式ラインナップの中でも最も長い熟成年数を誇ります。
 このウイスキーは木の煙や松のタール、ミネラルの塩、さつまの香りが特徴的で、泥炭の香りが土っぽくもありつつ甘さやミネラルのニュアンスも感じられます。口に含むと驚くほどスパイシーで、カイエンペッパーのような熱さがあり、最初のトフィーやフェンネル、シトラスの香りが後に押されます。水を加えると熱さが和らぎ、アードベッグ独特の泥炭と熟成の風味がより楽しめます。

アードベッグとは


 アイラ島で生まれたシングルモルト・ウイスキー。1815年の誕生から、その強烈なピートとスモーキーさが特徴でありながら、繊細な甘さと高品質な味わいで多くの人を引き付けてきました。この風味は時に“ピーティーパラドックス”とも称され、個性的な味わいに魅了される愛好家たちからは“アードベギャン”と呼ばれることもあります。このウイスキーは、熱狂的なファンから支持され、世界130ヶ国で10万人以上のコミッティーメンバーに愛されており、ピートとスモーキーさが究極に表現された世界的にも有名なアイラ・モルトとして知られています。

アードベッグの歴史


  アードベッグ蒸留所は、1815年にアイラ島南部の海岸線に位置する岩だらけの小さな岬で設立されました。海と山に囲まれた環境に恵まれながら様々な種類のアイラモルトを生産してきました。
 この蒸留所は、小規模ながらも、独自の個性あふれるウイスキー造りにより、世界中で知名度を高め、熱狂的なファンを獲得するまで成長しました。しかし、1980年代の世界的なウイスキー不況の影響を受け、閉鎖された時期もありました。 
 1997年、数々の困難を乗り越え、アードベッグはついにグレンモーレンジィ社の傘下に入ることとなりました。それはまさにすべてのアードベッグファンのために、不死鳥のように蘇った瞬間でした。

  伝統的なアードベッグのスタイルを再現しようと、できる限りを尽くしました。モルトはポートエレンで50/65ppmのヘビーピートに仕上げています。熟成樽の材質も、ぐっと良質になっています。  ーー蒸留・製造責任者 Dr. Bill Lumsden

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