[お酒の紹介]
2024年01月19日
【厚岸 二十四節気シリーズ】スコットランドの伝統的製法で造るウィスキー
厚岸蒸留所
厚岸蒸溜所は、北海道厚岸町にある蒸溜所です。
厚岸町は、ウイスキー製造に非常に適した土地であると感じています。ミズナラの森で降った雨は清らかで澄んだ川となり、ピート(泥炭)層を通ってウイスキー製造に不可欠な水に変わります。バーボンやシェリー樽に加えて、希少なミズナラ樽も使用して、他の樽とは異なる香りや風味をもたらし、ウイスキーに独自の特徴を与えています。
ここは、スコットランド・アイラ島に似た、一日の中で気温や天候が大きく変動する環境であり、海霧が潮風に運ばれて蒸留所へ到達し、モルトの熟成を深めてくれます。また、本場スコットランドのフォーサイス社製のポットスチルを導入しています。蒸留機器だけでなく、施設全体の設計もフォーサイス社の職人によって手がけられており、これによりスコットランドの伝統的なウイスキー製造の要素が厚岸で再現されています。
二十四節気シリーズについて
二十四節気は、中国から伝わり,1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれを6等分し合計24種類に分けた季節を表す名称です。厚岸蒸留所では約3カ月おきにリリースしている作品で「立春」「夏至」「立冬」など、季節の表す言葉を冠してそれぞれの季節に発売されています。
「二十四節気シリーズ」の第一弾「寒露」は2020年10月28日に販売された厚岸蒸留所初のフルボトルです。寒露とは二十四節気の「17」。秋の長雨が終わりを告げるころ、野草に冷たい露が宿り、本格的な秋の始まりとなります。
二十四節気とは名前の通り24あるのですが、厚岸の二十四節気シリーズが二十四節気通りに発売されているわけではありません。2023年11月下旬に、第十三弾の「小雪」がリリースされました。本格的な冬が迫っており、寒さが次第に厳しくなるでしょう。冬の備えを整えておくことが重要です。お歳暮の用意も検討すべき時期と考えられます。
今まで発売された厚岸の二十四節気シリーズ
【第1弾】厚岸 シングルモルトウイスキー 寒露 2020年10月
【第2弾】厚岸 ブレンデッドウイスキー 雨水 2021年2月
【第3弾】厚岸 シングルモルトジャパニーズウイスキー 芒種 2021年5月
【第4弾】厚岸 ブレンデッドウイスキー 処暑 2021年8月
【第5弾】厚岸 シングルモルトジャパニーズウイスキー 立冬 2021年11月
【第6弾】厚岸 ブレンデッドウイスキー 大寒 2022年2月
【第7弾】厚岸 シングルモルトジャパニーズウイスキー 清明 2022年5月
【第8弾】厚岸 ブレンデッドウイスキー 大暑 2022年8月
【第9弾】厚岸 シングルモルトジャパニーズウイスキー 大雪 2022年12月
【第10弾】厚岸 シングルモルトジャパニーズウイスキー 啓蟄 2023年2月
【第11弾】厚岸 ブレンデッドウイスキー 小満 2023年5月
【第12弾】厚岸 シングルモルトジャパニーズウイスキー白露 2023年8月
【第13弾】厚岸 厚岸ブレンデッドウイスキー小雪 2023年11月
今後もこのシリーズは発売されると思うので、入手したい人は抽選情報や発売情報を要チェックです。