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[お酒の紹介]

2024年05月16日

【而今】初心者でも飲みやすい日本酒

而今とは


 「而今」という言葉には、「過去にも囚われず未来にも 囚われず、今をただ精一杯生きるという意味があります。日本酒「而今」は、三重県名張市にある木屋正酒造が製造している日本酒です。
 木屋正酒造は文政元年(1818年)に創業し、192年の歴史を持つ三重県を代表する酒蔵です。江戸後期、初代大西庄八が造り酒屋「ほてい屋」を引き継ぎ、屋号を以前の材木商の名「木屋正」と改めました。 当時の風情を残す店舗兼主屋は、現在登録有形文化財に指定されています。長年にわたり「高砂」や「鷹一正宗」を製造し、主に伊賀地方で販売してきました。
 現在、6代目蔵元である大西唯克は、2005年に「而今」ブランドを立ち上げ、全国の地酒専門店に卸しています。SAKE COMPETITION 2019では、426の酒蔵が参加した中で、「而今 純米吟醸 雄町」「而今 純米吟醸 山田錦」「而今 純米吟醸 千本錦」がそれぞれ純米吟醸部門でSILVERを受賞するなど、数々の輝かしい受賞歴を持つ銘酒です。

而今の特徴


 而今には多くの銘柄がありますが、その最大の魅力は絶妙な味わいのバランスにあります。フルーティーで華やかな香り、すっきりとしたクリアな甘み、そして日本酒特有の透明感のあるほのかな苦みがすべて調和していると評判です。口当たりが良いため、普段日本酒に馴染みのない方でも飲みやすいお酒と言えるでしょう。
 また、創業当初からの築200年の蔵を大切に保存し、伝統的な製法で酒造りを続けています。低温発酵に適した9号系の酵母を使用しています。少量ずつ丁寧にお米を洗い、手作りで麹を仕込み、時間をかけてゆっくりと発酵させることで、甘みと酸味が調和したフレッシュでジューシーなお酒が生まれます。大吟醸の製造には、伝統的な「袋吊り」製法が採用されています。

而今ラインナップ


●而今純米大吟醸
 「而今(じこん) 純米大吟醸」は、而今を代表する最高級の日本酒です。
華やかな香りと濃厚でコクのある味わい、それでいてすっきりとしたクリアな喉越しが特徴です。
●而今純米吟醸山田錦
 酒造米として有名な伊賀産の山田錦を使用、繊細で心地よい甘みと酸味が調和したバランスの良い味わい。喉の奥で溶けるように消え、後味が残らないため、日本酒に慣れていない方でも美味しく楽しめると評判です。
●而今純米吟醸雄町
 ふくよかな旨味と果実のような甘みと酸味が特徴です。而今独特の「甘酸」のバランスで醸すことで、見事なコラボレーションが完成した一品です。
●而今特別純米
 地元産の山田錦と富山県産の五百万石を使用し、口に含んだ瞬間に広がるジューシーな酸味と程良い甘さが魅力です。爽やかな香りと自然な旨味、そして酸味が特徴です。料理に合わせやすい定番の一本です。

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