[お酒の紹介]
2024年12月27日
【シーバスリーガル】世界中で最も飲まれているスコッチウイスキーのブランドの一つ
歴史
1801年、ジェームズとジョンのシーバス兄弟によって、アバディーンにある高級食品店からその歴史が始まりました。品質の高いウイスキーを提供することで評判を得て、やがてブレンデッドスコッチウイスキーの名門へと成長しました。
1909年、「シーバスリーガル 25年」がアメリカ市場で発売され、世界初のプレミアムスコッチウイスキーとして人気を博しました。その後、禁酒法時代を経て1949年に「シーバスリーガル 12年」が誕生し、世界的な知名度を築きました。
特徴
シーバスリーガルのウイスキーは、厳選されたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドして作られています。熟成されたモルト由来のフルーティーで豊かな味わいと、グレーンウイスキーの滑らかさが絶妙に調和し、多くの愛飲者に親しまれています。
シーバスリーガルの中心的な製造拠点は、スコットランドのスペイサイド地方にある「ストラスアイラ蒸溜所」です。この地域で生産されるウイスキーは、フローラルでフルーティーな風味が特徴であり、シーバスリーガルの味わいの核となっています。
さらに、シーバスリーガルの魅力は、初心者にも飲みやすいバランスの良さにあります。その味わいを決定づける重要な要素が、「キーモルト」と呼ばれるウイスキーです。シーバスリーガルでは、スペイサイド地方で造られるシングルモルトを多く使用し、ブレンド全体に複雑さと奥深さを与えています。
また、シーバスリーガルは、熟成年数や熟成樽、モルトウイスキーとグレーンウイスキーの割合を変えた多彩なラインナップを展開しています。それぞれの銘柄ごとに異なる味わいが楽しめるため、幅広い層のウイスキー愛好家から支持されています。
特に、熟成樽に日本産のミズナラを使用した銘柄や、シングルモルトのみをブレンドしたユニークな製品など、他にはない特別なウイスキーも手がけている点が魅力のひとつです。
ラインナップ
●シーバスリーガル 12年
バランスの取れた味わいで、はちみつの甘さ、リンゴやナシのフルーティーさ、バニラの余韻が感じられます。初心者から上級者まで楽しめる王道の一本。
●シーバスリーガル 18年
熟成による深みが加わり、ダークチョコレートやドライフルーツ、スパイスの複雑な味わいを持っています。
●シーバスリーガル 25年
ラグジュアリーなラインで、リッチなフルーツやトフィー、クリーミーな風味が特徴。特別なシーンにぴったり。
●シーバス ミズナラ
日本市場向けに発売された特別なバージョンで、一部を日本産ミズナラ樽で熟成。柔らかいウッディーな香りとスムーズな口当たりが魅力です。
●シーバス エクストラ
シェリー樽の影響が強く、濃厚でフルーティーな味わい。少し甘めの仕上がりが特徴です。