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2022年02月27日 [お酒の紹介]
世界中で最も知られるバーボンウイスキー【ワイルドターキー】
ワイルドターキーの特徴
ワイルドターキーとは、オースティン・ニコルズ社が製造する世界的にも有名なバーボンウイスキーで、お酒を飲まなくてもその名を聞いたことがあると方は多いと思います。
ワイルドターキーの素材となる穀物の構成比率などのレシピは公開されていませんが、蒸留所の最高責任者はが「全てのバーボンの中でもトウモロコシの使用量が最も低く、ライ麦と大麦麦芽を多く使用している」と語っており、穀物の甘味やモルトの香りなどが非常に複雑で、芳醇な風味がこのお酒の大きな特徴となっています。
世界中で数あるバーボンの中でも長く人気が続いているのは、芳醇な味わいを楽しめて、飲みやすいものから愛好家をうならせる複雑な味わいのものまでがたくさんラインナップされているからだと予想できます。
ワイルドターキーの歴史
ワイルドターキーの歴史は1940年からはじまりました。
ワイルドターキー蒸溜所は、オーナーが度々変わっていることでも有名ですが、当時のオーナーであったトーマス・マッカーシーが、趣味ある七面鳥狩りのハンティング仲間に、自慢の101プルーフ(アルコール度数50.5%)のバーボンをふるまい、それが好評であったことから、「ワイルドターキー」という名前が付けられ、その歴史がスタートしたとされています。
その後入社したジミー・ラッセルがバーボン造りの技術を磨いてブランドを牽引し、1970年には酒造メーカーである「オースティン・ニコルズ社」がワイルドターキー蒸溜所を買収しました。その後も買収は続き現在に至っています。
ワイルドターキーの種類
ワイルドターキーの種類は豊富で、「ワイルドターキー スタンダード」の他にも「ワイルドターキー 8年」「ワイルドターキー 13年」「ワイルドターキー レアブリード」「ワイルドターキー ライ」「ワイルドターキー 101」「ワイルドターキー ケンタッキースピリット」「ワイルドターキー 17年 マスターズキープ」などがラインナップされています。
ワイルドターキーは、長年変わらない味を守るために自家製酵母を使用しており、原料のトウモロコシ・ライ麦・大麦麦芽は年に4回の品質検査を実施して、厳選された素材を使用しています。
種類によって味の深みも大きく変わりますが、いずれも穀物の甘味やモルトの香りなどが複雑で、芳醇な風味が特徴となっています。チェイサーを用意してストレートで飲むのも良いですが、ソーダで割ってハイボールにして飲むのもおすすめです。