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軽井沢FIVE DECADESの概要

1960年代、1970年代、1980年代、1990年代、2000年の各年代の人気のサントリーウイスキー「軽井沢」がブレンドされたのが「軽井沢FIVE DECADES」です。
これを聞いてピンときた方もおられると思いますが、その名前は5つの異なる時代につくられたウイスキーに由来しています。
異なるウイスキーをブレンドしていながら、味の出来栄えはとても良く、品実は専門家たちからも認められています。
レーザー刻印されたスペシャルボトルに入れられているのも特徴的で、高級感が溢れ希少性を引き立てています。

軽井沢FIVE DECADESの製造元の歴史

軽井沢FIVE DECADESが製造された「軽井沢蒸溜所」は、後のオーシャンである大黒葡萄酒によって開設され、1956年よりウイスキーの製造を開始しました。
その後数々の銘酒を世に送り出してきましたが、何度もの買収劇を経た後、2007年にはキリングループの傘下に入り、2012年に閉鎖されました。
そのため、軽井沢という銘酒が再び製造される可能性は限りなく低いです。
閉鎖当時蒸留所に残されていた原酒の樽も、スコットランドなどのボトラーに買い取られ、その後に数種類の軽井沢ブランドの限定品が登場しましたが、現在はそのような動きもなくなりました。

軽井沢FIVE DECADESの価格について

入手困難で希少性の高い軽井沢FIVE DECADESの価格は、プレミアが付いて発売当初よりもかなり高騰しています。
現在でもインターネットで検索すれば、軽井沢FIVE DECADESの販売先を探すことはできますが、お酒の価値を知らない人が付けられている値段をみると驚きの声を出すことが容易に想像できます。
ネットオークションにも出品されることがありますが、100万円を下回る値段で入手できるとは考えない方が良いでしょう。
200万円以上の値が付くこともあり、多くは150万円前後で落札されています。お酒専門の買取業者に持ち込んだ場合でも、数十万円の値が付くのは当たり前で、相場は60万円程度となっているようです。
オークションなら100万円以上になるからといって、軽井沢FIVE DECADESなどの高級ウイスキーをネットオークションに出店する方も大勢いるようですが、オークションで取引する場合は、商品の見た目やお酒の品質などのクレームのリスクが高いので注意が必要です。
何十万、何百万円もするウイスキーをネット上で取引する場合は、危険も伴うことを覚悟したうえで出品しましょう。その点、買取店を利用すれば、そのようなリスクを回避できます。