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サントリー Age Unknown (エイジアンノウン)の概要

サントリー Age Unknown は、記念品として製造された入手困難なサントリーのレアウイスキーです。
サントリーの初代社長で2代目の2代目のマスターブレンダーでもある佐治敬三氏が、1989年に勲一等瑞宝章を受賞したことを祝うために開催されたパーティーで参加者に配布されました。
その名が示すように、このお酒の構成や年数などは非公開、つまりアンノウンとなっています。ただし、少なくても25年以上の熟成モルト原酒からつくられていることから分かっていて、使用された原酒は佐治敬三自ら選定したとされています。
気になる味と香りは、ミズナラ樽で熟成されていたことから非常に強い個性を持ち、お香のような香りが特徴で、ドライフルーツやハチミツのような甘みとスモーキーさを味わえます。酸味やコクが複雑ですが、バラスの良さを感じることができます。

サントリー Age Unknown (エイジアンノウン)に出会う方法

サントリー Age Unknown は、記念品と配布された非売品であるため、手に入れることは限定品で発売された高級ウイスキーよりも難しいと言えます。
市場で見かけることはほとんどなく、入手方法としてはオークションに出ているのを探すか、たまたま行ったバーなどで偶然提供されていたなどを期待するしかありません。
入手が困難で出会える可能性が限りなく0に近い、世界中のウイスキーコレクターの憧れの的となっている幻のウイスキーに出会えたときには、その味を十分に堪能できるストレートでいただくのがおすすめの飲み方です。

サントリー Age Unknown (エイジアンノウン)の価格について

非売品であるサントリー Age Unknownには定価は設定さていません。
ただし、その需要は非常に高く、日本だけにとどまらず、世界中のウイスキー愛好家たちが手に入れたいと思っています。昨今のジャパニーズウイスキーの人気もあって、その価値は非常に高まっています。
オークションでも驚くほどの価格で取引されていて、100万円程の値が付いたこともあるようです。オークションでは競争相手が少なければ安く入手できる可能性もありますが、人気の高まりによって現在ではそれが困難な状況で、100万円とまではいなくても数十万円の出費は覚悟しておく必要があります。
買取相場も以前よりもアップしているようで、60〜70万円代の値段が付くケースが多いようです。ただし、商品の状態や品質によって買取価格は大きく変わってきます。