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2025年02月01日 [お酒の紹介]
【YUZA遊佐】山形の自然が生んだクラフトウィスキー
遊佐蒸留所
遊佐ウィスキーは、山形県飽海郡遊佐町にある 遊佐蒸溜所 で生産されるジャパニーズウィスキーです。2018年に創業し、少量生産ながらも高品質なウィスキー造りにこだわっています。
蒸溜所は、名峰 鳥海山 のふもと、日本海に面した豊かな自然環境の中にあり、ウィスキー造りに適した気候と清らかな水源に恵まれています。遊佐町は四季がはっきりとしており、夏は涼しく冬は厳しい寒さに包まれるため、樽熟成の進み方も特徴的です。
特徴
鳥海山の伏流水を使用 遊佐蒸溜所のウィスキーは、鳥海山の雪解け水が長い年月をかけて磨かれた伏流水を仕込み水として使用。この清冽な水が、すっきりとした雑味のない味わいを生み出します。
蒸留設備はスコットランド製のポットスチルを採用し、伝統的な蒸留方法を取り入れています。また、樽の熟成にはバーボン樽やシェリー樽だけでなく、日本産のミズナラ樽なども使用し、多様なフレーバープロファイルを実現しています。
熟成環境の特性 日本海から吹く潮風や、昼夜・四季の寒暖差が大きい気候が、ウィスキーの熟成に独特の影響を与えます。この環境が、繊細でバランスの取れたフレーバーを生み出す鍵となっています。
遊佐蒸留所のウイスキーは、一般的にクリーンでフルーティな香りと味わいが特徴です。バニラやハチミツの甘さ、柑橘系や熟した果実の香りが感じられ、口当たりが滑らかです。アルコール度数が高めながらも飲みやすい仕上がりになっています。
ラインナップ
● YUZA ファーストエディション 2022
遊佐蒸溜所の初リリース。カスクストレングスならではの若々しく力強いフルーティーな香りが特徴。
● YUZA セカンドエディション 2022
ミズナラ樽やシェリー樽を使用。奥深いフレーバーと、リンゴや洋ナシを思わせる芳醇なフルーティーさが魅力。
● YUZA サードエディション 2023
ミズナラ、バーボン、シェリー樽で熟成。複雑で奥行きのある果実香に、バランスの取れたスモーキーさが調和。
● YUZA スプリング・イン・ジャパン 2024
バーボン樽とシェリー樽のキーモルトをブレンド。桜をイメージしたボトルデザインと、軽やかで華やかなフルーティーな味わいが特徴。
● YUZA シングルモルト
バーボン樽で熟成。シンプルでクリーンな口当たりに、バニラやハチミツの甘やかさが心地よく広がる。
遊佐ウイスキーはまだ歴史が浅いものの、日本国内外で高い評価を受けており、今後のリリースにも期待が寄せられています。特に、日本の豊かな自然環境と伝統的なスコットランド式の技術を融合させた点が注目されています。
遊佐蒸留所のウイスキーは、ストレートやロックはもちろん、ハイボールでも楽しめるバランスの良さが魅力です。今後の新作にも注目ですね!